ponopono日記

今日のマノアも曇り。霧のような雨も降っているよう。
私の住むアパートのすぐ下に、ちいさな川が流れています。
窓を開けると、川のながれる音が聞こえるのですが、時々その音で雨が降っているのか
そうでないのか分かります。
いつもはきれいな川も今日は濁ってる。。。


さて、昨日、ハワイ州の住民の証、ハワイステイトIDを取得しに行ってきました。

それには顔写真、住所、年齢、髪や目の色、体重、身長などの記載があります。
私は日本人なので、学校の書類によって期限付きのIDなります。
今回の取得は２回目なのですが、なぜ要るかというと、
お酒を買ったり飲んだりする時に便利だからです。

ハワイ（アメリカ）では、お酒を買ったり飲んだりする際、
身分証明書の掲示を要求されます。
特に、日本人の私は、彼らにとって外見では年齢の見当がつかないらしく
２１歳以上なのか以下なのか確認されます。
みなさんご存知のとおり、私はとっくに三十路を過ぎているにもかかわらず！
うれしいような、面倒なような。
かといってパスポートは日常的に持ち歩きたくないし、学生証には年齢の記載がなく役に立たない。
日本の免許証を見せたところ、”昭和”での記載は、全く意味不明で。。。
という訳で、ステイトIDは便利なんです。

ま、そのIDを取得するのに今回は２回も足を運びました。
ちょっと愚痴っぽくなるけど、ハワイってこういうの、すっごい時間かかるんです。
日本ほど、効率やサービスを考えられてないので、ちょっとした処理がすっごい大変。

一回目は余裕をもって（いたつもり）、友達との待ち合わせの２時間前に行きましたが、
私の前に２０人ほどいて、２時間たってもまだ終わりそうになく
待ち合わせに遅れそうだったので断念。
昨日は、４時間みて行きました。２時間後に無事取得終了。

今回のIDには以前と違って、USAの表示が増えていて写真枠が小さくなっていました。


そして、そこでまたまた８２歳というレディに会った！
日本語できる人。。。と探しておられたので、書類の書き方や窓口での応対を手伝うことに。
前日にアラスカから引っ越してきたばかりという。アパートを借りるのにどうしてもIDが要るとのこと。
実際は韓国国籍の方だったんだけど、アメリカのパスポートを持っていて、でも英語が出来ない。
子供の頃、日本に住んでて学校に行ったので、日本語はできると話してくれた。

「私のお父さんのお陰、いい学校に行かせてもらったから。。。
　日本にいても、韓国人は学費が２倍だったのよ。でもお父さんは出してくれたの。
　だからこうして、今、あなたに助けてもらえるでしょ。　
　その頃は戦争でね、英語は禁止されたのよ、だから英語は出来ないの。
　日本が戦争に負けたとき、うれしくも悲しくもなかったわ。」
「アメリカはいい国よ〜、病気してもタダなの。」

なんだか、不思議なおばぁちゃん。
実は、ID取得を助けてあげるから1500ドル（１５万）ちょうだい、とある人に言われたそうで
私のお陰で自分で取得できた！とえらく感謝された。
忘れられない人だから。と電話番号を聞かれて、また会いたいと言われた。

今回もまた、不思議な縁。
日本にいた頃は、こんなふうな出会いってなかったな〜って思いながら岐路についた。


ぽのぽの　４月１１日